|
今日は、住吉での料理講座でした。 今回は「インドごはん」 北インドパジャブ州の白いカレーとライス、夏野菜のサブジ、タンドリーチキン、インド式チャイでした。 インド料理は今回がはじめてだったので、はじめにスパイスの説明をしました。スパイスにより効能があり、季節や体調にあわせて料理をするのが一家の母の役割。そうやって、お母さんは家族の健康を保つのです。 インドカレーというと、日本では何十種類ものスパイスが入っているものが良しとされている場合もありますが、沢山入れればよく効くわけではありません。本来は4.5種類を上手に工夫して使っていると聞きます。そんなわけで、今回のインドごはんも山ほどのスパイスを使ってというのではなく、インドの家庭的な料理を作りました。 白いカレーは、カルバンゾーの豆を(日本語ではひよこ豆)粉にしたもの(ベサン粉)でとろみをつけたカレーです。お肉の入らない、玉ねぎとベサン粉とスパイスで作るベジタリアンにも人気のカレーです。はじめて食べた時の、驚き!カレーが白?!まったりする食感!これを知っていただきたくて今回のインドごはん第一弾に紹介しました。私も一時期、凝ってしまい何度も何度も自宅で作っていました。 野菜のサブジはインドの家庭料理定番とでも申しましょうか。お野菜とスパイスの見事な融合です。夏らしく、オクラやトマトを使いました。水分をいれずにお鍋の蓋をしっかりと閉め、水をいれずに野菜から出てくる水分だけで蒸し煮にしていきます。トマトが入るので水分が多いから失敗も少ないタイプのサブジです、冬ならカリフラワーにしても美味しい。あ ブロッコリーはダメですよ。崩れてぼろぼろになります。大根、れんこんでも美味しかったです。 タンドリーチキンは本当はタンドールという釜で焼くもの。自宅では作れませんから、オーブンでアレンジしました。チキンに味がしみるようにフォークでさしてからヨーグルトや塩、スパイスをビニールにいれてよーくもみもみ。最低2時間は寝かせましょう。来客予定のあるときは前日にしこんでおけば、当日は焼くだけでくちんらくちん。見栄えもいいですよ。 インドチャイはご存知 ミルクスパイス紅茶。ポイントは紅茶の葉とスパイスを水で煮出してからミルクを注ぐ事。はじめからミルクを入れると葉がひらかないし、スパイスの香りや味も抽出できませんので、ご注意を! やはり、はじめて口にされたカレーだった方も多かったですが、美味しいとの声に ほっとひと安心。 サブジは自宅で作ってみます!という声が多かったのも嬉しかったです。
by mami41m
| 2006-09-03 21:30
| アジアのごはん料理教室
|
ファン申請 |
||